シドニー五輪男子柔道決勝の誤審で破れ、銀メダルに終わった篠原信一さんをご存知でしょうか。

 

その篠原さんが、試合後に後輩の野村忠宏さんに言った言葉が男気溢れるといいます。

 

いったいどんな言葉をかけたのでしょうか。

 

シドニー五輪柔道銀メダリストの篠原信一さん。

 

今ではバラエティー番組に数多く出演し、ポンコツおじさんというキャラとして活躍されています。

 

そんな彼ですが、シドニー五輪では私たちに感動を与えてくれました。

 

金メダルをかけて出場した決勝戦。誰しもが篠原選手の金メダルを確信した投げ技で事件は起こりました。

 

誰がみても1本を確信できる投げ技でしたが、主審がいた角度からは見えずに「有効」になってしまったのです。

 

その後篠原選手は判定負けで銀メダルとなってしまったのです。

 

 

 

 

試合後篠原さんはドーピング検査の為に部屋へ入りました。

 

終わるまで待っていた野村さんは、最初にどういう言葉を掛けようかとても悩んだといいます。

 

世界一になるために、世界一の練習をしていたことを知っていた野村さん。

 

その思いは痛いほどわかりますよね。

 

検査がおわり、スタッフが帰った後もずっと篠原さんを待っていた野村さん。

 

ついに篠原さんが部屋から出てきました。

 

そこで篠原さんは思いもよらない言葉を野村さんにかけたのです。

 

 

 

「一緒に金メダルを獲ろう」そう約束していた野村忠宏さん。

 

試合後どう言葉をかけていいか分からない野村さんに篠原さんはこう一言言いました。

 

「メシ食いに行くぞ」

 

このたった一言でした。

 

しかし野村さんはこの言葉にとても救われたといいます。

 

結果は結果として受け止め、何も言い訳もしない篠原さんの男気溢れる一言。

 

こんな篠原さんに感動した方がとても多くいました。

 

今は「ポンコツおじさん」キャラですが、辛い過去を乗り越えた勇者がここにいることを忘れてはいけません。